異訳「真実は身の内にあり」

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颶風~ジュフェング~の晴凉蓮翠さん制作の『Inner Truth』。
同名の自作小説をゲーム化。
その際、加筆・シナリオ分岐部の追加等がされています。

現在公開されている二作、両方の感想です。
具体的な内容については触れていないので、ご安心を。


 まずは一作目、『Inner Truth~日常風景~』。

内容自体は小説とさほど変わりません。
サクッと読める(遊べる)内容量なので、お手頃かもしれません。
安月給ならぬ安時給で働く市村君に驚いた記憶があります。
――修正が入って良かったね、少年。

脱線ですが、北海道の最低賃金(時給)は650円前後だったと思います。
風南さんならそれ以下で雇っていそうなイメージありますが……。
いえ、偏見ですね、これ。

あ、覚え書きの意味も込めて書いとこう。
砂糖をガバガバ入れた方の世界では、彼、まだ200円で働いてます。
それと、憑かれていた先輩を放置して帰ったのかが気になります。

 お次は二作目、『Inner Truth~風の宿~

こちらは小説にひねりが入りました。
ゲームオリジナルと言っても過言ではない、かと。

前作にも戦闘シーンはありましたが、今作はRPGチックなものに進化しています。
残りHPを気にしながらコマンド選択で戦う、という。
これは単純でいて面白い。
ただ、命中判定は丁度良いけど、ダメージの揺れが少し大きいかも。
一応はボスなので、倒すのに時間がかかって当たり前……なんですけどね。

全体を通して、演出の綺麗さに惚れました。
九字切りと戦闘時のモーション(だっけ?)の辺り。
サクッと通り過ぎる部分ではあるけど、その向上心(?)が嬉しいと言いますか。
あぁ、そうそう、“完成度が増す”って感じです。

これを機会に小説の“高校七不思議”を読みました。
「なるほど~、こういう設定も有りか~」と感心しきり。
独り言ですが、七つ目は“誰も知らないってことそのもの”なんてのも有りかもしれませんね。

次回作(小説が先かな?)も楽しみに待ってます。


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