直訳「真夜中の祝賀会」

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K-Factryさんで公開中のノベルゲーム『Midnight Celebration』。
動画演出の話題で、このゲームの紹介フラッシュが挙がったのがキッカケです。
初めは「おお~」と感動もしましたが、失礼ながら、そんな自分が微妙……。

文字サイズに強弱を付けるだけでも、グンと良くなると思います。
まぁ、届かないであろう意見をこんな所で言うのも変ですけど。

先に謝っておきます。
感想が辛口気味(?)です。


ノベルゲームらしいノベルゲームでした。
小説に挿絵(立ち絵、背景含む)が付いて、音が付いて……。
でも、それでいて、単に小説を読んでいる気分にさせられる作品です。

思い返してみると、無音の時間が結構あった気がします。
まぁ、ガンガン鳴らして雰囲気ぶち壊されるよりは100倍マシですが。
これは文句を言うようなものではないです。

あとは、主人公の思考回路の……壊れっぷりとでも言おうか。
かっこよさが、“内から”と“外から”でかなり違うようです。
外からのかっこよさに驚いたくらいです。
でも、後半になって、そうである意味が分かった気はします。
……ここは作者の意図と違ったら、ほんの少しショックかな。
そうそう、顧問スチルの見上げ加減がかっこよくて好きです。

蛇足ついでに書きますが、全体的にどこか物足りない感じがしました。
おそらく、演出面か工夫の足りなさから来るのだとは……。

冒頭で先に謝りましたけど、まず間違いなく私の書いたこれは辛口です。
でも、それは私の目が肥えてきたからだと思います。
面白そうと思えば、あるいはそういった感想を見ればプレイしてますから。

それに、私も制作に携わる人間ですし……悪気はありませんよ。
2004年末に公開されたことを考えれば、ここで改良するのもいいのでは?
――と個人的には思います。

えーと……あともう2つだけいいでしょうか?

オマケの変換は全部ではなく、場面を限定した方が好ましい気がします。
よくある「シリアス台無し~(笑)」といったところでしょうか。
全部だと途中でダレますよ、一度読んでもいるわけですし。

それをするくらいなら、私は「もしも」ショートを数発入れます。
「この場面にこんな選択肢があったら……?」
そこが面白いんです。

それと、エンディング一覧等(それに即したオマケも可)があると、もっと良い。
「まだ読んでないな」→「読んでやろう」と思えますから。
思っている以上に、楽しさも増します。

——
[2014.04.04追記]

いつのことかはもう分かりませんが、ゲームの公開もサイト運営も終わっているようです。
こういう時、なんでプレイ済みゲームのバックアップを取っておかなかったのかと悔やまれます。


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