共幻文庫 短編小説コンテスト2016#5、二次落。

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共幻文庫主催の【短編小説コンテスト2016】も最後となりました、第5回の結果です。
今回は一次通過止まり!

「成長」で子どもを出すのはアリキタリだなぁ。
ファンタジー要素のあるセカイ系にしたい。
見た目がほとんど変わらない人外の観察日記にしよう。
異種間の叶わぬ恋とかもいいよね。
――が、今回のコンセプト。

考えてみたら、相当いい加減だなオイ。

作品はコチラ→『それは見えざる確かな変化』(共幻文庫サイト内、短評付き)

前回の応募作は未完ゆえに酷いもんでしたが、一応はまぁ応募皆勤できたということで自分を褒めておこうと思います。
……本当は、短評受領皆勤したかったんだけれど、出産かぶっちゃったんだから仕方ない仕方ない(自己暗示)。
過去3作分と比べて、今回いただいた短評は一番鋭利かなと思うので、苦手な方はお気を付けください。

以下、第5回を終えての考察と、頂いた短評への感想。



第5回のお題は「成長」。
応募総数67作が一次で33に減り、二次で11に減り、最終で優秀2作と佳作が2作という結果でした。

第2回とスタートは同じものの一次通過作は多く、二次でガッツリ落ちてますね。
なんとなく、一次選考の時点ですでに二次通過作が決まってたんじゃないかなと思いました。
今回は拙作が拙作だっただけに、特に「短評をあげたい作品は一次を通した」ように感じたので。

10月末に最優秀の選出が控えているからか総評はありませんでしたが、過去4回の経緯を鑑みるに、「よく書けていてもお題への応えがありきたりなもの」や「返しの発想は良いのに必要性を感じない展開・演出のもの」が二次までに振り落とされているんだろうなと勝手に受け取ってます。
(※相変わらず他者作品に目を通していない私)

一応は第3回で優秀賞いただいているので、絶対に選外とは思いつつ、最優秀・特別賞の発表を過ぎてから改めて反省記事を書こうかと思います。
では、恒例の短評レス。


▼Re: 短評3件

彼と彼女の薄い繋がり、浮いたままの世界観、共感のしにくさ――何が至らなかったかを一言で表せば、「描写・展開不足」でしょうか。
一見すると酷評とも取れる手厳しい短評ですが、作品を読み返してみると全くもってその通りで、どうして「書いている時に、書き上げたあとの推敲の時に気付けないんだろう?」と頭を抱える次第です。

元々の構成案は、「彼女の記録→助けに駆け出す→(視点主交代して)彼の記録→彼女が助けに来る→彼女が壊れる以下略」だったんですが、ちょっと忙しすぎる気がして、この形になってました。
改稿案としては、彼の記録のほうで情景描写を足そうかなと。
……結果はどうあれ、このお話は好きだから、しっかり直して再公開したいと思います。


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