共幻文庫主催の【短編小説コンテスト2016】の第1回に応募してました。
今回は一次を通過するも、二次は通過ならず!
今年の選考は三段階、かつ、短評は一次通過作のみに付けると聞いて、何としてでも一次は通らねばと変に気合いが入りました。
だからポリシーたる「1000字台でケンカ売る」がどこかへ飛んでいったようなもので……はい。
作品はコチラ→『郷愁の笑み』(共幻文庫サイト内、短評付き)
4月の記事にも書いた通り、今年は全5回でお題発表から〆切までも余裕があるので、皆勤を目標にしてます。
第2回分ですでにチキンレースってましたけど、そこはまぁご愛嬌(笑)
あと3回分も間に合わせるぞー!
以下、第1回を終えての考察と、頂いた短評への感想。
第1回のお題は「笑い」。
応募総数55作が一次で24に減り、二次で9に減り、最終で優秀2作と佳作が3作という結果でした。
一次の減りは約半分だから分かるとして、二次はガッツリ絞られた印象が強め。
実際はどうかなんて勿論知りませんが、有り体に言えば「二次は通過させられないけど短評付けてあげたいから一次は通過」のパターンもありえるよなと個人的には思いました。
55作全てを読めばもっと分かることもあるんでしょうけど、とてもそんな余裕(気持ち、時間ともに)は無いですごめんなさい。
せめて知人の作品と優秀作くらいは読みますが…。
さて、応募総数68作の第2回ではどんな減り方をするのやら?
第4回以降は募集開始の日程が明示されましたし、お題の発表タイミングも気になるところ。
7月は入院予定があるから、なるべく早いと嬉しいなぁ。
▼Re: 高波編集長短評
9年はやっぱり長いのか……。
再会時の息子は中二(13歳)にしたいし、離婚当時のことをあまり覚えていない歳と考えると4つか5つだよなと逆算しての9年でした。
――せめて4年か5年なのだろうか?
初めは私もそのくらいで考えていたのですが、それだと逆に、探せばわりとすぐに見つかる気がして伸ばしたとこもあります。
この主人公の場合は、《笑い玉》無くして再会を望むことはないでしょう。
そういう意味ではアイテムとして不可欠なんですが、映像の描写の中(あるいはその前後)で読み手の共感を得られるようなエッセンスを盛り込むべきだったかもしれません。
それこそ、最後で懐かしんでいる料理の話題を入れるとか。
▼Re: 白黒乃エル短評
要するに、「少し不思議な小道具をギミックとして登場させるなら、その世界観そのものにも少し不思議要素を与えたほうが強い」と解釈しまして。
『在りそうで無さそうな、ちょっぴり現実世界と異なる世界』が個人的に好きなので、不利だと分かっていてもまた書くと思います(あはは;
でも、意外性かメッセージ性を強めないと頭一つ抜きん出ないのは事実なので、今後の課題として丁重に受け取らせていただきます。
▼Re: 河東ちか短評
アイテム自体は添え物のつもりで書いているのでその印象で合ってるんですが、テーマの「笑い」をそのまま行為として描くのではなく「幸せの象徴」(ともすれば幸福そのもの)として描いたので、作品全体を通して生きている――はずでした。
狙って書いた通りに読まれないということは、描き方に課題があるということ……うーん、難しい。
下手に長々と書いてはダレの助長にしかなりませんし、かといって、書き込まなければ今回のようにもなりうるわけで……。
そうさせずに地固めするのは本当に難しいと、最近とみに痛感してます。
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