夜市ガラスと朱の空
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壮大にして雄大な空を
びーだま越しにみる。
どこまでも広がる 果てを感じぬ青。 雲が遠く渦巻く 荒波の如き灰。 陽を溶かし滲みゆく 紅葉想わす緋。 闇へと染まりゆく 色合い深き紺。 気の向くままに現れ 心惑わす紫。
そのどれもが儚く 私には愛おしい。
そして――もし、この空を。 何色にも染まるこの空を 留めおけるものならば。
この手の中の ちっぽけなガラスに収め、 いつまでも見入り 魅入られていることだろう。
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投稿者:
あずま八重
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