第13回電撃小説大賞<大賞>受賞作。
『ミミズクと夜の王』by紅玉いづき
……何度か戻り読みしつつ、4時間ぶっ続けで読破した。
この“引き込まれる”ものを読んだ感、久しぶりな気がする。
ミミズクの、その真っ直ぐさが羨ましくて。でも、私には痛くて。
「幸福って、何なんだろう? ――あぁ、こういうことか」
言葉でうまく説明できるわけじゃないけれど。
読み終えた私の中に、ストン、と落ちるものがあった。
本屋に行けば、立ち読みをせずとも3時間は裕に過ごせる。
優柔不断だから、いつものこと等と言えばそれまでだが。
今の私は、珍しく、どうやら活字中毒らしかった。
気になっていたため、中古屋で探してみた神永学さんの本。
偶然にも、見つけた本のタイトルは『山猫』。
丁度半分くらいまで読んだところだ。
残りはこれを書き上げてからにしようと思う。